耐摩耗性・耐高温性の特性から、超硬合金への

添加剤として使用される炭化クロム粉末

 

Cr3C2 Powder

アプリケーション

化学的特性

溶射用粉末材料、WC/Co超硬合金焼結用粒子成長抑制剤、耐食部品など、炭化クロムは1000~1100度以下の高融点 無機材料の一種で、耐摩耗性、耐酸化性に優れています。

Cr3C2 を NiCr のラジカルとして、高温で混合して NiCr-Cr3C2 粉末にすることで、完全な耐摩耗性、耐腐食性の溶射材料とすることができます。 硬質金属に Cr3C2 を添加すると、WC 粒子を微細化できるだけでなく、合金の引張強度と硬度を向上させ、耐食性を大幅に向上させることができます。

モル質量

180.009g/mol

外観

暗灰色粉末

密度

6.68g/cm3

融点

1,895℃

沸点

3,800℃

水への溶解性

反応

結晶構造

斜方晶系

(orthorhombic)

 

<対応可能な標準スペック>

中/微粒子サイズ

Grade

Chemical Contents (%)

FSSS

 Fisher

 Number

(um)

Total

Carbon

 (T.C.)

Free

Carbon
(F.C.)

Impurity Contents (≦%)

Fe

Si

Al

O

N

Na

Ca

Cr3C2-X

13.2±0.2

≦0.3

0.1

0.05

0.02

1.0

0.1

0.01

0.02

≦1.0

Cr3C2-1

13.2±0.2

≦0.3

0.1

0.05

0.02

0.8

0.1

0.01

0.02

1.0-1.5

Cr3C2-2

13.2±0.2

≦0.3

0.1

0.05

0.02

0.6

0.1

0.01

0.02

1.5-2.0

Cr3C2-3

13.2±0.2

≦0.3

0.1

0.05

0.02

0.5

0.1

0.01

0.02

2.0-3.5

Cr3C2-4

13.2±0.2

≦0.3

0.2

0.08

0.10

0.25

0.1

0.01

0.02

3.5-6.0

粗粒子サイズ

Grade

Chemical Contents (%)

Total

Carbon

(T.C.)

Free

Carbon

(F.C.)

Impurity Contents (≦%)

Fe

V

Mo

O

Ti

Co+Ni

Cr

Cr3C2-C1

≧12.8

≦0.3

0.25

0.1

0.3

0.5

0.1

0.6

0.25

Cr3C2-C2

≧ 8.9

≦0.3

0.25

0.1

0.3

0.5

0.1

0.6

0.25

上記は代表値ですが、化学成分・粒度には微妙な差異が生じます。

出荷時、Lot毎にCOAをご提出。

ご用途に合わせ、化学成分・粒度の

カスタマイズに幅広く対応いたします。

(貴社の難しいご注文に挑戦させて下さい!)

製品詳細情報

名称:炭化クロム粉末(Chromium Carbide Powder)

形態:微粉末~粒体(Fine Powder ~ Granule)

化学式:Cr3C2

CAS RN®12012-35-0

原産国:中国

最低出荷数量:1kg以上。

最大出荷数量:10トン/月程度(品目により協議)

納期の目安:30日(在庫品:ご発注後2日以内発送。)

 

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